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何処の病院や治療院に行っても症状が思うように改善しなかった方は是非ご相談ください。

200.お問い合わせ(ホームペ−ジ内)について

患 者様へ当院ホームページのお問い合わせ欄にご記入いただきありがとうございます。
ただし、ご予約のご希望を記入されてもホームページと当院の予約システム は連動していません。
ご予約をご希望の方は、お電話にて、お問い合わせを、お願いいたします。
そして、お問い合わせ頂いた方は、ご自身の連絡先のご記入も、 お忘れ無きようお願いいたします。                                      院長

199.☆ : Facebook ありますよ!!82

今 まで、一度もAKI鍼灸院のFacebookのページについてお話していませんでした。これは単に私の努力不足だったのかもしれません。どうか Facebookのページもご覧になってください。Facebook内でAKI鍼灸院で検索すれば、容易に見つける事が出来ます。よろしくお願いいたしま す。 AKI鍼灸院

198.☆ : 新年 あけましておめでとうございます。 平成27年1月(2015年)

旧年中は大変、お世話になりました。
私の人生の中で、最も変動の大きかった年(2014年)で した。
父の永眠(平成26年3月6日)、そして看病疲れから、体調不良で、心臓カテーテル検査と治療で、入院し、治療を受けましたが、医師のミスで緊急手術、3か月間、意識不明 の植物状態、何とか覚醒した事により、めでたく新年を迎える事が出来ました。
これもひとえに、皆様のおかげだと思いますし、「生かされた」と感じていま す。本年も、体調のすぐれない患者様の回復に努めたいと思いますので、ご予約のお電話お待ちしています。

197. しばらく入院していました 平成26年11月(2014年)

本年6月初旬より、心臓の検査と治療の為、約4カ月間、治療院を休んでいました。ご迷惑をおかけました事、ここでお詫び致します。
もう、退院いたしましたの で、治療院を再開いたします。ご予約のお電話お待ちしています。ホームページの方も更新時期と重なり、一時表示できなくなりましたが復旧いたしましたの で、よろしくお願いいたします。

196.父親の緊急入院 その3  平成26年(2014年) 5月末日

久々 の書き込みになります。父の入院から、しばらくして、父は平成26年3月6日に、永眠いたしました。やはり、老人性肺炎は、本人の、生きようとする意志の欠如 から、身内や病院のスタッフの努力も報われないものです。
母の死(平成24年2月11日)、そして、父の死、と続くのは、誰でも同じ経験をたどるものですが、やはり身内にとって は、大変な心労があるものです。 実は、私の身にも異変が生じていました。本年の年初に軽い胸痛があり、かかりつけの医師に診察してもらいましたが、当初心電図等 には、異常がありませんでした。しかし、父の看病疲れと父の死を迎えたのちに、私も、体調を崩し、最初は単なる風邪、程度に思っていましたが、近所のクリ ニックで、全然改善せず、別の医院に変更しましたが、症状改善が見込めませんでした、3か所目のクリニックでも慢性気管支炎程度に思われ、処方薬を飲んで いましたが、酸素飽和度89まで低下し、尋常ではないのが、レントゲン撮影で胸水貯留が、確認できました。
急きょ、以前肺炎で、救急搬送された病院 に、お世話になりました。その、病院で、緊急処置で、胸水のドレナージをしていただき、血液検査、尿検査等をして、自宅へ戻りましたら、いきなり病院の担 当医師から、電話があり、血液検査のBNPという数値が異常値を示しているので、すぐに病院にもう一度来て、違う薬を飲んでほしい、という事になりまし た。
その時、初めて、私の、体調不良の原因が「心臓」に原因がある事が判明しました。症状的には、「心臓喘息」だったのです。胸水が貯まり、初めて4人目 の医師により、確定診断が出来ました。処置が遅ければ、私は心筋梗塞と、うっ血性心不全で、絶命するところでした。今でも生きながらえているのが、不思議 なくらいです。ですから、心臓の検査で「心カテ」を行い、冠動脈の修復が待っています。皆様もくれぐれお体にはご自愛ください。無事生還すれば、また ご報告いたします。

195.父親の緊急入院 その2

消 化器内科の担当医師から、CT・レントゲン・血液検査のデータを示されながら、父親の腸閉塞はかなり危険で、いつ腸管破裂し腹膜炎を起こしており、いつ絶 命しても、おかしくないと脅かされました、画像では確かに、S状結腸から直腸まで排便が詰まっていました。肛門から強制的に措置をする事をせず、腸管に圧 力をかけるのを避けてました。2日目以降には鼻から十二指腸までイレウス管という管を入れ、上から腸管の内容物排出を試みました。腸管の内容物排出はうま くいかず。更には肺炎が悪化し、後で炎症反応の数値CRPが入院当初5.4 (健康な人は1以下)だったのはまで跳ね上がり、いつ敗血性ショツクが起きても不思議ではない危険な状況下になりました。でも電解質の点滴と抗生剤の投与 で何とかCRPは下がり始めました。排便がないので、私は父のカラダに「オマジナイ」をしたところ、翌日には、見事排便があり、一安心です、病院のナース とドクターは不思議がっていましたが、父の衰弱を少しでも緩和でき、何よりでした。 その3に続く

194.父親の緊急入院 その1

最 近、私の父が、腸閉塞と誤嚥性肺炎で緊急入院致しました。朝10時半に外来へ入り、診察と検査(採血・レントゲン・CT)を受け、待たされる事、4時間で す。要約午後2時半に、医師が、総合判断すべく、診察室で面談が始まりました。検査をしている間に、2度吐き、点滴を受けましたが、辛いという、症状を訴 えているにもかかわらず、応急処置(点滴は一度ありましたが)もなく、ただ時間ばかりが、過ぎました。お陰様で、父親は、車椅子に座ったまま苦しみ続け、 耐え続けました、それも、外来受付に、何度も状態が悪いから、早期処置を依頼をし続けても、これだけ時間が、かかりました、やっと医師と面談出来ました が、今度は、父親の、症状が 悪い事を、延々と説明し始めたので、私は医師に、症状が悪いから、病院に来ているのだから、入院して処置が必要なのか、それとも入院せずに治療が必要なの かを先に、教えて欲しいと伝えました。なぜなら、父親は、車椅子にすわったまま、衰弱しているのですから、速やかに、ベッドに移し、横にして、適切な処置 を早急にして欲しかったからです。医師は状況が悪い事は、把握しているにも関わらず、目の前の患者が、苦しんでいても、お構いなしです。「生命の危険があ る」と、医師は説明するのですが、患者は車椅子に、座ったままなのです、私はきつい口調で医師に、患者の症状から、「生命の危険がある」と説明するなら、 優先順位を考えて欲しい事を 伝えました。具体的に入院確定、ベッド確保、早期処置を要求しました。担当医師は、どうやら、自分が担当するのが、嫌だったらしい背景が有った様です。医 師は自分の保身を考える前に、今患者に、必要な事が何なのかを、考えて欲しかったです。外来担当医師も、要約冷静になり、私の要求を理解し手続きをしてく れました。その後、別の担当医師が決まり、ベット確保、処置をして頂きました。とにもかくにも、父親の症状が、外来で、急変せず、一安心でした。     その 2に 続く

193.年末年始のお疲れ  2014年12月

最 近は、いきなり、初診で腰痛や首痛で来院患者様が増えています。というのは、年末・年始でかなり無理をして、体が悲鳴を上げていたのでしょう。もっともか わいそうだったのは、他の鍼灸師にお世話になったにもかかわらず、症状が全然改善せずに、正月3が日、最悪の寝正月だった患者様です。鍼灸師の「能書き」 ばかり聞かされ、肝心の患者様の希望する「症状改善」がなされなかった事です、しかも2回連続で施術を受けてです。とにかく私も同じ「過ち」を繰り返さな いように、キッチリ施術をさせて頂き、患者様には感謝されましたが、患者様が「何をのぞんでいるか」を、ないがしろにする事は、絶対に避けなければなりま せん。とにもかくにも、患者様が元気になられたので一安心でした。

192.40年ぶりに歯医者に行きました

年明け早々、歯がぐらぐらしてきたので、抜いて貰いに行きましたが、その場では抜いてくれずに、色々と検査をしてもらい、一週間後に再予約を入れて、診ても らう事になりました、最近の歯医者さんのレントゲンはすごいですね、まるでCTみたいに撮影して電子カルテに連動してるし、驚きました、なにぶん、40年 以上歯医者さんとは、縁がなかったものですから・・・。知らなかったのは下あごの奥歯に、親知らずが両サイドに横向いてレントゲンに映っていました。全然 悪さしないで眠っていました。多分一生、眠り続けて頂くでしょう。もうひとつ驚いた事は、歯科衛生士さんに歯を磨いてもらった気持がよいのには、驚きで す。こんなに気持ち良いものなら、毎日磨いてもらいたい位ですが、そうもいかないですね。グラグラした歯は幸いにも、痛くないので助かっていますが。早く 処置して貰いたいものです。

191.謹賀新年    2014年 元旦

皆さま あけまして おめでとうございます。 本年も昨年同様、よろしくお願いいたします。 今年の干支は馬ですね。お馬さんの様な、優しい目が出来る様な、体調を維持・改善出来る様に本年も努めたいと思います。お気軽にご相談ください。ご来院お待ちしています。

190.女性のトラブル 何処に行けばいいのか判らないケース

何 とも意味深な、表題を付けてしまいましたが、実際に、最近連続して、ご来院された、患者様の症例を、お話します。患者様は、まず何処に相談すればいいの か、判らなかったそうです。そして、治療後、当院に来て、施術して貰って、正解でしたと、喜んでいただきました。具体的な、症状として、両足の付け根、そ れも恥骨のすぐ横近辺が痛い。次に太ももの付け根 (俗にいうコマネチライン)が、カチカチで歩行困難、時には痛くて、立ち止まってしまう程辛い。等の症状でした。先程述べた様に、「婦人科」に行って相談 した方が、良いのか、それとも「整形外科」に行って相談した方がいいのか、迷ったそうです。ある患者様は、両方のお医者様に行っても、何処も悪くないから 「様子を見ましょう」と言われ、鎮痛剤を処方されただけだそうです。とても恥ずかしいデリケートな場所ですので、患者様は、勇気を振り絞り、お医者様に相 談したのに、期待はずれで、いてもたってもいられなくなり、当治療院へ、こられました。色々と、調べていくと、内転勤、坐骨、恥骨近辺、そして、股関節ま で、複合的なトラブルを抱えていらっしゃいました。我々は確定診断できませんので、症状の改善を目指し、患者様の「辛い症状」にアプローチしていきまし た。 患者様は、ご来院時、「痛み」が相当あったせいか、全身硬直していました。治療が進むにつれ、次第に表情も、穏やかになり、お帰りの際は「笑顔」が みれました。患者様、曰く「この様な辛い症状がある場合、何処に行って相談したらよいのかが、正直判らなかった」そうです。 当院で施術して貰って、「本 当に助かりました。」と言って頂きうれしく、思います。この、記事を読まれて、心当たりが、ある場合、是非、ご来院下さい

189.不眠に「鍼灸治療」が何故効くのか

「肩 こり」「首こり」「その他のこり」「眼精疲労」と様々な症状が重なり悩む患者様は沢山います。院長は何故、そんなに、「コリ症状」が溜まるのだろうと考え た事があります。そして、何故「鍼灸治療」をすれば、患者様の「症状改善」が著しいのかを、考えた事があります。「鍼灸治療」をすることで、即効性のある 事は、「呼吸が深くなった」「眠りが深くなった」「久々に朝まで起きずに眠れた」と云う患者様が多いのです。すなわち「睡眠」に大きく関係している様に思 えます。日頃の自覚症状のないストレスに、さらされ、カラダの様々な部位に、異常緊張があっても、ご自身が理解していない、そして、いつの間にか、「コリ 症状」として体調をむしばんで、いるのです。人間は、交感神経優位の状態で「緊張」するのは得意なのですが、どうやら、副交感神経優位の状態になっても、 体の「緊張を解きほぐす」のは不得意の様です。ですから「鍼灸治療」で「諸症状を改善」する事で良質の「睡眠」を得る事が出来目のでしょうね、きっと。あ る面、緊張の連続で仕事されている、「お医者様」、「弁護士の先生」達に、薬を使わない「鍼灸治療」は有効手段なのかもしれませんね。

188.坐骨神経痛と思い込んでいませんか?

最 近、坐骨神経痛があるんです、といわれる女性患者様が、ときどき来院されます、しかも整形外科、接骨院に長期間治療していても、改善されなく、半ばあきら めている、患者様が多いのです。実際症状を聞いてみると、「なるほど」と納得してしまいそうですが、中には「整体」「リラクゼーション」等で言われた事が あたかも、確定診断を受けたみたいな「勘違い」が多いのです。何度もお話していますが「医師」以外の者が病名を確定的な発言、すなわち診断行為をすれば 「医師法違反」です勿論「鍼灸師」でも同じです。ですから当院では「病名」よりも「症状」を具体的に伺い、施術方針を決め坐骨周囲から足全般の施術をしま す。そうすることで、予期せぬ、良い方向での「症状改善」が認められ、感謝される事しばしばあります。是非「思い込み」を払しょくして、健康を取り戻しま しょう。

187.最近の女性の不定愁訴 恥骨

治 療家の私でも、流石に、女性の恥骨には、いきなり、触診する事には抵抗があります。やはり、問診やご自身で、確認して貰い、セルフチェックしてもらい、施 術プランを考えます。ですから皆様も、是非ご自分の「恥骨」をチェックしてみてください。太もも内側の恥骨の際から、おヘソ方向に、押し上げてください、 その時に、違和感や痛みがある場合、「恥骨」「坐骨」「お尻」等に何かのトラブルが隠れている場合があります。坐骨神経痛で悩まされている方にも充分な対処法もあります。カラダ全体が「冷え」ている場合にも有効な、対処法もありますので、ご相談ください。

186.最近の女性の不定愁訴 股関節

最近は、少し涼しくなりましたが、涼しくなった分だけ、体調不良が顕著になった感じがする昨今です。「頭痛」「肩こり」「歯痛」「めまい」「全身倦怠」等々 です。最近特に「不定愁訴」でお悩みの患者様に共通するのが「股関節」周囲のトラブルがあるようです。しかも、ご本人は自覚していないケースが多いので す。私が色々と確認していくにつれ、この「股関節」周囲に、様々な問題が隠れている場合が、あります。是非とも女性の皆様には、セルフチェックをしていた だきたいです。まず、上向きになって、寝て頂き、膝を立てて、膝頭で円を描くように回していただきたいのです。そこで「お尻」が持ち上がらず約半径50セ ンチ程度の円運動をしたときに、「引っかかりがある」「動きに制限がある」方達は、何らかのトラブルが隠れている場合があります。ここで、皆様は「鍼灸 院」に行かず、整体やマッサージに安易に行ってしまいがちですが、大きな間違いです。股関節周囲の筋肉や筋(すじ)は体の中でも大きな方ですから、適切な 施術は困難かと思います。ですから、敢えて「鍼灸」をお勧めするのです。股関節周りの的確な施術が、行われると、歩き方、おなかの中、精神的安定、等に大 きな改善が期待できます。是非ご確認ください

185.「不眠」と「睡眠ホルモン」と「首こり」「肩こり」「背中こり」「顔こり」

本日テレビで「主治医の見つかる診療所」という、番組がやっていましたね。食べ物に睡眠ホルモンがあり、体内では作れないので、食物摂取が大切だそうです。それには上質の蛋白質を食べる事で一日に必要な分量はクリアできるそうです。私が、この番組を見て、お話したいのは、メンタルトレーナーが「首こり」「肩こり」「背中こり」「顔こり」をほぐす事で、睡眠ホルモンが出やすく、に効果があるという事でした。私が、申し上げたいのは、テレビでやっていた、解消法のストレッチでは、当院に来院する患者様には、通用しないと思います。既に自分自身で体の「こり」をほぐすには「限界」があると思います。ですから、我々鍼灸師がこの「限界」を超えた各種「こり」に対し施術し、「不眠解消」「体調回復」を目指すのです。あいにくテレビ番組では、西洋医学の先生は沢山出ておられますが、我々東洋医学は呼ばれていません。もっと東洋医学、特に「鍼灸治療」が得意分野である事をプロパガンダ出来ないのが不思議です。是非「不眠」で悩む方は「鍼灸治療」を試してみましょう。

184.最近、常軌を逸した年配男性が目につく

今 に、始まった事ではないのだけれど、最近、特に、非常識、見識不足、な年齢不相応な男性陣が、散見致します。人は年齢とともに経験を積み、諸事難題に、遭 遇し、穏便に問題解決に努めるのが、「年のこう」というものですが、最近、友人が少なく、頑固、自ら騒動を起こす、「輩」(やから)が多いのです、それ も、商店主に目立ちます、商人魂に欠如し、無知蒙昧(むちもうまい)な、自分が見えないので、性質が悪いです。昔は、どこでも長老格のご意見番が、いたの ですが、この長老格の年齢に達している連中が、成長していないのには、驚かされます。その点、女性の方が、年齢を重ねた、「良識」をもった方が多いように 感じるのは、私だけでしょうか? これでは、年長者の威厳がなく「老害」になり、世の中からうとまれるだけです。ある面、若者の「モラルハザード」も新聞で話題になる事しばしありますが、 同様に、私は、年長者の威厳がない「老害」を何とかしなければならないような、気がしてなりません。ある 面、精神的「痴呆」がすでに始まっていて、日常判断の適正に欠如している、「隠れ痴呆」なのかもしれませんね。あとは、身内の家族で制御すべきなのでしょ うが、「親子どんぶり」で、不見識な方もおられるので、困ったものです。何とか、この様な方達が、人前で目立たなくなるのを、願うばかりです。

183少し涼しくなって 最近の患者様動向

最近は、酷暑の峠が、ようやく越えたみたいですが、暑さを越えた、これからが、体調不良が顕著になるものです。あまりにも暑すぎる時は、この暑さに、参って いるだけなのですが、元来この暑さに隠れて、体調不良の原因たるものが、ジワジワと出始めるのです。酷暑であっても、「冷え性」の人はちょうど良く、体内 の「冷え」が気にならなく、ご機嫌だったのです、しかし、本当は一番暑い時期に、体のメンテを行うのが秋以降に備えるべきなのですが、皆様は、普通何もし ません、調子を崩されてから、慌てて治療に来るものです。当院にも、そろそろ、この様な患者様が、お見えになっています。では、最近の患者様が、よく訴え る症状について、お話します。 やはり、一番多いのは、全身倦怠と肩・首の「コリ」でしょうか、それも、背骨の近くや、首と肩の「付け根」付近、頭と首の 「付け根」付近です。この、症状は、いわゆる「夏バテ」「エアコンの疲れ」等に起因しています。随伴症状として「顔コリ」「耳のつまり」「目の疲れ」等が 多く、リラクゼーションマツサージでは、太刀打ちできません。なぜなら全身のバランスが崩れているの で、全身の体調バランスを整えなければ、ならないでしょう。安易な鍼灸治療を受けても、改善度合いは、患者様が納得いくレベルには、程遠いかもしれません ね。とにかく、不快な症状は、引きずらず、なるべく早期に、改善し、今後に備えましょう、涼しくなって風邪ばかり引いていては、QOL/ADLが低下する のを、防ぎましょうね。

182.肩こり 耳鳴り・耳閉感・歯痛等の治療で感じる事

最近の患者様はストレス社会が、今に始まった事ではないにしても、症状がかなり悪化しているように感じます。以前は肩こりと言えば、単純に、少し根詰めて何 かに没頭して、症状が出たにすぎませんでしたが、最近の患者様は、背景にある原因がもっと複雑なようです。症状のある場所を単に施術するだけでは、すぐに 元の悪い状態に戻ってしまうのです。肩を治療するだけでなく、背中全般に様々な症状があります。そしてこの背中なんですが、おいそれとは症状が改善する状 況にない患者様が多くなった傾向があります。あくまで「肩」は症状の一部であり、その他にも痛めている部位が沢山あるという事です。皆様の体は正直に皆様 へ症状を訴えていますので、マヒする前に治療する事をお勧めします。

181.不妊治療を受けている患者様

に ついてなんですが、有名な先生の不妊鍼灸治療を受けていたという患者様が、体調不良で、たまたま来院されました。患者様を診察して、感じた事ですが、一体 どのような治療を受けていたのかが、理解できないのです。お体は冷え切っているし、全身硬直して、何か拷問でも受けたみたいです。私が考えるには、どんな 鍼灸治療でも、正当な治療を受けていれば、ご自身に何らかの良い方向の反応が出るはずなのですが・・・。今回の患者様には、何も感じ取れなかったのです。 他の先生が何をしているか批判できる立場ではありませんが、とにかく、少しでも明るい材料が見つかるように、元気になっていただけるよう、努めるのが、治 療家の本分と、私は考えます。その患者様を治療して、お帰りの際に、お顔の色が明るくなり、体全身があたたかくなり、こわばりも改善しましたので一安心し ました。「体は嘘をつきません!!」正直に皆さんに語りかけてきますので。何かあれば、是非当治療院に、ご相談いただければと思います。

180.何が原因かを特定できない不定愁訴

で 来院される、働く女性が、最近増加傾向にあります。とにかく、仕事が終われば、アフター5を楽しむどころか、まっすぐに家路につき、土日は、家でひたす ら、眠り、休日に楽しい時間を過ごす事を、忘れてしまった感じです。これでは何の為に仕事をしているか、日々の生活が楽しくありませんよね。当治療院に は、この様な患者さまが、頻繁に来院されます。症状を聞いてみますと、「だるい」「背中全般が重い」「慢性的なコリがある」「リラクゼーションマッサージ が効かない」といった、4大特徴があります。私が触診してみますと、「首コリ」・「肩コリ」・「肩甲骨周辺のコリ」・「腰のコリ」・「腹部の硬直」そし て、「お尻のコリ」・「股関節周辺の違和感」・「太もものコリ」等々、盛り沢山過ぎて何が何だか分からなくなってしまっているのです。ですから、必然的 に、「手足のむくみ」・「四肢末端の冷え」・「生理痛」・「頭痛」・「肌のトラブル」も症状として、あります。中には、症状が長期間続いたため、個々の辛 い症状がある事すら、感覚がマヒして判らなくなって、しまっている方達が大半です。当院では、この様な症状の全身のバランスを、取り戻し、週末に楽しい時 間を過ごせる体力を、取り戻す為の、治療に努めています。最近継続治療させて、頂いている患者様は、「よく眠れる」「顔の肌コンディションが良くなった」 「背中に何かとりついていた物がなくなった」とよく耳にしますし、見た目にも「目の輝き」が戻って来ていますので、私もうれしく思います。心当たりのある 方は、是非一度、ご来院ください。

179.今回は ドラマーの 首・肩・腰の治療

や はりドラムを叩くのには、相当の体力と腕の筋肉と腰や背中の筋肉を酷使しているはずです、バンドメンバーの中では、一番ハードでしょう。ですから、背中全 般、特に首・肩・腰には、疲れがたまりやすいと思います。当治療院にも、ドラマーの方が、お見えになるのですが、やはり、疲れがたまっているのを、確認で きます。でもやはり、プロですね、日ごろのケアが、いいのか、我々鍼灸師の治療後の回復がすこぶる良好です、プロ意識に徹底しておられるので、体調の自己 管理には細心の注意をされている方達ですので、治療にて、お手伝い出来る事は、光栄です。一般の方達でも、ご自身の体の大切さには、変わりないはずですか ら是非とも、ご自愛ください

178.バイオリニストと首痛

先 般、テレビを何気なく見ていたんですが、バイオリン奏者にとって、首が痛くなってしまう時が、一番困ると、嘆いていらっしゃいました。そりゃそうでしょ う、練習の時から、本番までずっと首を傾けているんですから、大変だと思います。しかし、体調のメンテナンスについては、述べていませんでしたが、トラ ブッた時は鍼灸で、すぐ回復できるのを、ご存知であればよいのですが、意外にご存知ないかもしれませんね。もしも痛めてお困りの方おられたら是非教えてあ げてください。お手伝いいたしますので。

177.「ホウレイ線」と「肩こり」の関係

皆 さん、女性は、年齢と共に、口元の加齢変成を気にされる方が多いと、思います。院長は常々女性の美と健康を診させていただき、感じた事を書いてみます。実 は「肩こり」「首こり」の激しい方に特徴的なのは、皆さん表情が委縮しているのです。ですから、「ホウレイ線」が際立ってくるのです。当院の患者様は「こ り」症状を改善している為。全般的に、「ホウレイ線」で、お悩みになる方はほとんどいません。ですから女性の、「お顔」のお悩みは、まずは「こり症状」を 取り除くことから、始めるのが良いと思います。「健康」「美容」を両立させ、気分も良くなるならば、お試しする価値はあると思います。

176. 2013年5月号にAKI鍼灸院が紹介されましたvoce2

講談社からは、掲載紙は送られて来ませんでした。仕方なく、本屋さんで購入して掲載内容を確認いたしました。 175.逆子のお灸 大成功!! 本 日、またまた、うれしい、ご報告をいただきました。33週目で、初来院された患者さまで、逆子のお灸を、3回施術して、本日の検診で、診て貰ったところ、 見事に、逆子ちゃんが治ってましたと、うれしい、ご報告を、いただきました。めでたし、めでたしです、後は予定日まで、安産のお灸をしていただき、無事に 出産される事を祈るだけです。生命の力とは、まか不思議ですね。私も今日は、なんだかウキウキな気分です。

174.「肩こり」について今日は定番の「肩こり」について、お話します。

人 間の体は「肩こり」だけが症状として出る事は決してありません。ですから、肩だけに塗り薬を塗っても、期待はできません。体は全てつながっているので、 「肩」単体にダメ−ジがあるとは考えにくいのです。「肩こり」がある場合には、「首」「背中」「腰」にも、少なからず、何らかの症状が、付随するもので す。ですから治療を受ける時、「肩」だけしか治療してくれない治療院は、お勧めできませんさらに、リラクゼーションは、問題外です。人体は各部の総合関係 により、成り立っている訳ですから、治療も、全体のバランスを、大切にしなければ治療効果も納得がいかないものなのです。もしも「肩こり」だけ治療したな らば、「首のこり」「背中の違和感」等が次から次へと、感じるものです。ですから、バランスは大切なのです。決して「肩こり」だけを考えず、全体のバラン スが崩れている事を認識して、しかるべき治療を受ける方が賢明と言えるでしょう。時間、お金、幸せ度を相合的に考えて、選択しましょう。

173.「VOCE」の取材をうけましたが・・・  

2013年5月voce2 何 やら女性のビュ−ティー系の雑誌だそうですが「VOCE」2013年5月号のがあると聞きましたが、取り敢えず美肌に欠かせないのは、やはり、健康が一番と書きまし た、しかし何せビュ−ティー系の雑誌ですから、鍼灸で健康のバランスを整える事、書いても「意外性」が、ありません。どこまて記事にされるか、分かりませ んが、もしも、「AKI鍼灸院」の名前が載っていれば、是非教えて下さいね。ライタ−さんは、掲載されたら、掲載誌送って下さると聞いていたんですが、い まだに送られてきていません。記事自体が「没」になったのかもしれません。メールで、お問い合わせしても、返事も来ませんね。所詮こんなものかもしれませ ん。少し残念かも・・・。でも皆様は「鍼灸治療」は美容に関して言えば、「健康」と「美」を追求するならば、「最強ツール」かも、しれません。当院患者様 の、ある方は、「エステに一カ月50万円使うのと同等の価値がある」と言い切っていましたから、驚きです。

172.最近の患者様の傾向について

最 近の患者様に共通する事ですが。色々な治療家(医療類似行為者も含む)に、間違った知識を刷り込まれ、洗脳され何が何だ か、自分の体の為に、何をすれば一番いいのかが、分からなくなってしまっている様に思います。インターネットや女性雑誌も同じです。私は患者様とお話しす る際、「誰に言われましたか?」と質問します。大半はリラクゼーション・整体・たまには鍼灸院という回答がきます。これらの施術者たちは、医師の様な「確 定診断」はしてはいけないのです。ですから私は、患者様に、医師以外に今まで言われた事は全て忘れてください。とよく言っています。情報過多で尚且つ間 違った知識で、ご自分を壊さないようにしましょう!!

171.新年あけましておめでとうございます2013年 

関東地方は穏やかな新年を迎える事が出来ました。私も2014年に心臓バイパス手術をうけ、おかげさまで順調に回復しています。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。     2016年  元旦

170.サウナで心疾患死亡リスクが低下

News2015年3月12日(木)配信 一般内科疾患循環器疾患その他sauna サ ウナはリラックスできるだけでなく、心臓の健康にも良い可能性があることが、フィンランド、東フィンランド大学のTanjaniina Laukkanen氏らの研究で示唆され、研究論文が「JAMA Internal Medicine」オンライン版に2月23日掲載された。 研究では、サウナを頻繁に利用する男性は心疾患で死亡する可能性が低いことが判明した。1週間 にサウナに行く回数が多いほど、1回のサウナで過ごす時間 が長いほど、リスクは低かったという。伝統的なフィンランドのサウナは、湿度が10〜20%、入浴者の顔の高さの温度が80〜100℃に保たれている。  フィンランド東部の42〜60歳の男性2,300人以上を平均20年間追跡したところ、以下のことがわかった。心臓突然死のリスクは、週2〜3回サウナを 利用すると22%低下し、週4〜7回利用すると63%低下する。致死的な心疾患のリスクは、週2〜3回サウナを利用すると23%、週4〜7回利用すると 48%低下する。心疾患または脳卒中による死亡リスクは、週2〜3回サウナを利用すると27%、週4〜7回利用すると50%低下する。週1回のみサウナに 行く男性に比べて、週2〜3回の男性の死亡リスクは24%低く、週4〜7回の男性では40%低かった。サウナで過ごす時間が11分未満の男性に比べて、 11〜19分の男性の心臓突然死のリスクは7%低く、19分以上の男性では52%低かった。 サウナが心臓によい理由は不明だが、運動時に発生するのと同 じような健康的ストレスを心臓に起こすのではないかと、専門家はコメントしている。なお、今回の研究はサウナ利用と心臓の健康の関連性を示したが、因果関 係を示したものではない。

169.ぎばさ2ぎばさ3「あかもく」と「すんき」

テ レビの「主治医の見つかる診療所」という番組があるのは、皆さんもご存知だと思います。しかし、この類の番組は大げさに病気を取り上げたりするのであまり 好きではありませんが、今回この番組で取り上げられた、食べ物は面白いと思いますので、ご紹介したいと思います。「あかもく」「すんき」ですあかもく東北 大学工学院 佐々木久雄博士が25年研究しているらしい。博士は特にフコイダンに着目、この水溶性食物繊維の健康効果があるらしいです。「あかもく」に は、フコイダン水溶性食物繊維が「モズク」や「めかぶ」より3〜5倍多く含まれるらしいです。効能としては、善玉菌のエサになり腸内環境を整えてくれるら しいので話題になっている「腸内フローラ」の一環かもしれませんね。更に、免疫力のアップに効 果があるらしいです。何やら博士は風邪をひかなくなったとか。山陰地方では、アカモクと似たホンダワラを神馬草と称するそうです。すんき木曽のすんき菜と 呼ばれる赤カブの葉・茎を、複数の乳酸菌で発酵させた無塩の漬物その昔、まだ塩が貴重だった時代に、先祖の知恵が作り出した保存食品です。酸味のある独特 の風味が特徴で、冬場の漬物として地元の人々に親しまれています。最近の研究においては花粉症などのアレルギー症状の軽減やピロリ菌の生育抑制に効果が期 待される実験結果が得られている。塩分が少なく、植物性乳酸菌ですので、乳製品の様な糖分を気にしないでよいのが魅力ですね。

168.ソチ五輪金メダリストの羽生結弦氏が接骨院院長の菊地晃氏に洗脳されてる?? 2014年hanyu

羽 生結弦君、チャクラ整体師に「完全に」洗脳されているという、記事をネット上で、見かけました。「元オセロ・中島知子、X JAPAN・Toshl、貴乃花親方など、芸能界では度々洗脳騒動が取り沙汰されていますが、どうしてこの様な整体師に洗脳されるのか、不思議でなりませ ん。 こういう記事を、読む度に、私はムカムカします。所詮、「チャクラ」だの「パワーストーン」という の、言葉の使い方に問題アリです。もし、羽生君が洗脳されるなら、周りが彼にさとすべきでしょう。彼もまた、精神科医に相談すべきだと、思います。ただ記 事にはコーチのいう事を聞かなくなっている、らしいですね、ある面10代で「金メダル」取れた訳ですから並大抵ではありません。何かにより所を求めるのも 無理もありません。人間みな精神面は弱いものです。だから心の隙間に、忍び込む悪徳治療家がいるのです。 私の治療院にも、他のところで、悪徳治療家に、 洗脳された患者さんが、来院した事があります。私は、この様な患者さんには、あえて「健全な肉体と精神のバランスが大切ですよ」と伝えています。洗脳され た患者さんたちは、私の診察では、カラダの何処かに異変を感じる事が多いです。変な先入観があるせいかもしれませんが・・・。治療家はあくまで、フィジカ ルな面を担当すべきであり、メンタル面は、別な専門家に任せるべきです。いい年した年齢的に大人であっても洗脳されているんですから、早く羽生君には、早 く気が付いて貰いたいですね。

167.  脂肪ホルモンが心筋保護、名大 脂肪組織由来ホルモン「CTRP9」が心筋梗塞を改善

2012年5月7日”http://www.m3.com/clinical/news/source/1037/”>名古屋大学 カ テゴリ: href=”http://www.m3.com/clinical/news/category/10000/”>一般内科疾患循環器疾患内分 泌・代謝疾患 名古屋大学大学院医学系研究科は5月7日、脂肪組織が産生しているホルモン「C1q/TNF-related protein 9」(CTRP9)が、心筋細胞のアポトーシス(細胞死)を抑制することで虚血性心疾患を防ぐ作用を持つと報告した。分子循環器学講座の大内乗有氏らによ る成果。 近年、脂肪組織が産生する種々のホルモンが肥満症に影響することが明らかとなってきたが、心臓病への関与についてはまだ解明されていない。研究 グループは脂肪由来のホルモン「CTRP9」に着目し、虚血性心疾患に対する作用を調べた。研究グループは、急性心筋梗塞のモデルマウスを使って、冠動脈 をいったん結紮してから解除し「心筋虚血 再灌流」の状態を再現。結紮の前後にCTRP9を全身投与すると、いずれも心筋梗塞巣が縮小する心筋保護作用を示した。このとき、心筋細胞のアポトーシス が抑制されていた。培養心筋細胞での実験により、CTRP9がアポトーシス抑制シグナル伝達物質「AMP活性化プロテインキナーゼ」を活性化させていると 判明。心筋細胞のアポトーシスを抑制することで心筋梗塞の改善作用を発揮したと考えられる。 次に、研究グループは肥満状態における血中CTRP9濃度を 調べ、心筋梗塞の発症との関連を検討した。 肥満マウスではCTRP9の血中濃度が低下。また、急性心筋梗塞後のマウスの脂肪組織ではCTRP9発現や血中濃度も低くなっていた。研究グループは、 CTRP9の血中濃度を上昇させれば心筋梗塞を改善し得ると想定。今後、虚血性心疾患の新たな治療薬の開発につながるとも見ている。 【関連リンク】 href=”http://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical/dbps_data/_material_/nu_medical/_res/topix/2012/CTRP9_20120507.pdf”> 急性心筋梗塞に効果のある脂肪由来の善玉ホルモンを発見

166. 虎の門病院に見る肝炎制圧 5月、都内で非専門医も集め「肝疾患診療連携研修会」開催

虎 の門病院肝臓科医長の鈴木義之氏は5月15日にm3.com編集部のインタビユーに応じ、C型肝炎のウイルス学的著効率が9割程度まで上昇、さらにB型肝 炎の欧米型の問題がクローズアップされるといった見通しを説明、肝疾患の治療が今後10年で大きく変 化していくと強調した。剤併用が転機 2008年の肝炎対策基本法の成立をきっかけに、地域連携で肝疾患撲滅を目指す動きが強化されている。東京都内で中 心的な役割を果たしているのは、虎の門病院と武蔵野赤十字病院。中でも23区の肝診療を束ねるのが虎の門病院だ。 2011年、大きな変化が起きた。C型 慢性肝炎の治療薬として、テラプレビルという新薬が登場したから だ。従来、インターフェロンまたはペグインターフェロンとリバビリンによる治療が10年近く一般化していた。ここに2011年11月、テラプレビルが登場 し、ペグインターフェロンとリバビリンに加えた3剤併用療法が可能となった。難治型のC型慢性肝炎のウイルス学的著効率が数%というのは今や昔。一挙に8 割弱まで上昇しようとしている。 鈴木氏は、「現在は、専門医療機関でしか3剤併用療法を手掛けられない。つまり、ここまで著効率が上がっても、早期に治 療を受ける患者がいまだに限られていることが問題だ。C型肝炎ウイルスの感染者を早期に割り出して、確実に治療に持っていきたい」と話す。さらに、今後、 内服のみでC型慢性肝炎を治療できる薬も登場してくると見通しだ。ウイルス学的著効率が 9割程度まで高まると見られるという。「感染が長期化して、肝硬変になってからでは遅い。肝臓の線維化が進む前に、治療に臨むのが重要。虎の門病院は地域 の中心となって、非専門医の方々に情報提供し、患者の早期発見を先導したい」と鈴木氏は意気込む。風俗で欧米型が拡大 B型肝炎でも変化がある。欧米型の B型肝炎ウイルスの感染が広がっているのだ。都市を中心とした国際化が背景にある。 B型肝炎ウイルスには、いくつかの遺伝子型がある。従来、日本では、 B型やC型が一般的だった。最近、 欧米のA型やD型が広がりつつある。鈴木氏は、「東京では、風俗で広がっているようだ。風俗で働く欧米の女性が増えている。結果として、B型肝炎ウイルス の欧米型の感染が広がっている。ある都内の病院ではB型肝炎ウイルスによる急性肝炎の6、7割が欧米型である場合も出ている」と説明する。 遺伝子型に よって、急性肝炎のなりやすさ、慢性化の割合が異なってくる。併せて、対応も変わってくる。</font> 虎の門病院は2011年4月、東 京都から肝疾患診療連携拠点病院の指定を受けた。地域医師をまとめる活動を本格的に注力し始めている。 5月20日には港区で、都内の医師向けの研修会を 無料で開催する。さらに、9月、11月にも予定している。ホームページで研修会を含めた肝疾患連携の情報を発信。医師を中心とした医療従事者に加え て、>患者向けの相談会や専用電話相談も設けている。 肝疾患の制圧に向けた地域連携が活発化しているもようが、虎の門病院の動きから垣間見ること ができる。(星良孝)【関連リンク】 <br/>\r\n<atarget=”_blank” href=”http://www.kanzo-toranomonhosp.jp/index.php”> 東京都肝疾患診療連携拠点病院 虎の門病院

165.  茶のしずく、佐賀でも提訴 女性10人、アレルギー訴え

共 同通信社5月16日(水) 配信せっけん販売会社「悠香(ゆうか)」(福岡県大野城市)が販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品を使って重 い小麦アレルギーを発症したとして、佐賀、福岡両県の女性計10人が16日、製造物責任法(PL法)に基づき、悠香など3社に計1億3千万円の損害賠償を 求める訴訟を佐賀地裁に起こした。 同様の訴訟は4月、北海道や大阪など15都道府県で535人が起こしている。悠香のほかの2社は、製造したフェニック ス(奈良県御所市)と、旧製品に含まれていた小麦由来成分を作った片山化学工業研究所(大阪市)。 訴状で原告らは、旧製品を使用後、全身に発疹ができる などの症状から次第に悪化し、呼吸困難になり、病院に搬送されたと主張。小麦由来成分が皮膚などから体内に入りアレルギーを引き起こした人に症状が出る原 因になったとしている。 原告の佐賀県小城市の40代女性は「小麦を食べられず、食事を作る上で家族に迷惑をかけて悔しい」と話す。 提訴後に弁護団が佐 賀市内で記者会見し、山口修(やまぐち・おさむ)弁護士は「被害者はいろいろな悩みを持っているので、情報を共有する場を持ちたい」と述べた。

164.  飼い主があくびをすれば…犬もつられる

読売新聞5月16日(水) 配信【ワシントン=山田哲朗】 飼 い主のあくびは犬に「伝染」するという実験結果をポルトガルのポルト大学などの研究チームがまとめ、学術誌「アニマル・コグニション」で発表した。 研究 チームは、29頭の犬に、飼い主のあくびや、無関係の人のあくびなどの録音を繰り返し聞かせ、犬がつられてあくびをするか観察した。その結果、飼い主のあ くびの音を聞いたとき、あくびをする割合が高かった。 あくびの伝染には他者に共感する能力が関与していると考えられている。これまで人間同士のほか、チ ンパンジー同士での伝染が報告されている。近年、種を超えて伝染する例として、人間から犬への伝染が注目されていた。犬は長年、人間と暮らし、狩りなど複 雑な共同作業をこなしてきた。研究チームは「人間に対する一定の共感能力を発達させた可能性がある」とみている。

163.  細胞移植で脊髄損傷治療へ 神経再生促す、大阪の病院

共 同通信社5月16日(水) 配信大阪市北区の北野病院は15日、交通事故やスポーツなどで脊髄を損傷した患者の骨髄細胞を採取して一部の成分を分離し、同じ患者の脊髄に移植すること で神経の再生を促す治療の臨床試験を実施すると発表した。病院によると、1例目を近く実施する予定。移植するのは白血球などを含む「単核球」。同病院によ ると、これまでに、患者本人から採取した骨髄の「間質細胞」を培養後、移植する臨床試験は実施されているが、単核球を自家移植する脊髄損傷治療の臨床試験 は国内で初めて。厚生労働省が承認した。 臨床試験の対象は損傷後3週間〜1年で、部分的な損傷の20〜60歳の患者。脊髄の完全な離断、重い臓器障害が ある患者や、一部の感染症の疑いがある場合は除外される。計画では2年間で10人に実施し、治療後半年間にわたり安全性や有効性を調べる。計画によると、 腰の骨から採取した骨髄液から、手術室で単核球を約4時間かけて分離し、腰の骨から脊髄に移植する。単核球から神経の再生を促すタンパク質やホルモンが分 泌され、治療につながるとみられる。 従来法と比べ細胞の培養が不要で、経費や手間が大幅に軽減でき、衛生面などの整った大掛かりな培養施設も不要。ラッ トやイヌでは有効性が示されており、海外の一部の国ではヒトでの実施報告もあるとしている。 臨床試験責任者の鈴木義久(すずき・よしひさ)形成外科部長 は「脊髄損傷の根本的な治療法はない。わずかでも有効性が確認されれば意義は大きい」と話している。※脊髄損傷交通事故やスポーツでのけが、労災などが原 因で、脳からのびて背骨の中を通っている太い神経が傷つき、運動障害や感覚障害などが起きる。損傷部位によって は首から下が完全にまひすることもある。国内に10万人以上の患者がおり、年間5千人以上発生しているとのデータがある。直接、神経を再建する有効な治療 法はない。

162.  タレント中島さんが 占い師に洗脳される過程をテレビ番組で見て感じた事

詐 欺師、ペテン師はいますが、いつも「どうして こんなバカげた事にはまってしまうのか」と皆さんは、ニュースをみて思う事でしょう。多分騙された経験のあ る方たちは皆「絶対騙されるもんか」と思っていたと思います。でも騙されてしまっています。騙す人達は、きっとご自身も沢山、騙されて、痛い思いをした経 験が豊富なのかもしれませんね。そして、詐欺師・ペテン師達の論理は「騙されるから悪いんだ、騙す方は悪くない」と考えているのかもしれませんね、大変、 精神的に、ゆがんだ、常軌を逸している状況です。「オレオレ詐欺」「出会い系のなり済まし行為」「ネットワークビジネス」も、 同じ人種なのかもしれません。「人の弱み」を巧みに見出す能力は確かにあるのかもしれませんが、能力を「悪」に使う事は、必ず、ご自身に「跳ね返ってく る」と私は考えます。番組では「洗脳」のプロセスでターゲットとなる人を眠らせない」「朝から晩まで、言葉でいたぶる」「思考能力を鈍らせる」「近親者と 接触を断ちきる」等の手口で攻め込んでいます。この様な手法は、一体だれが「教え込む」のか不思議でなりません。最終的には「騙されない為に自分自身で考 えて良し悪しを判断する」しか方法が無い様な気がします、そして「自身の事を本当に心配してくれる人」の意見に対して「聞く耳を持つ」事ではないでしょう か。このテレビ番組では、騙された人が「元占い師」のある言動で「目が覚めた」のは大変喜ばしい事でしたが、皆様も、「引っかからないように」ペテン師・ 詐欺師・その類の人物が接近してきても、対抗できる、「良きご意見番」「有識者」を持っていましょうね。「最後に頼れるのはご自身ですが」。ですから私は 健全な「肉体と精神」を維持するためにも、「鍼灸治療」で皆様の健康と平和の維持にお手伝いしています。

161.  体内時計が「おねしょ」防ぐ…夜尿症治療に光

読 売新聞5月5日(土) 配信膀胱(ぼうこう)にたまる尿の量を体内時計が調節していることを、京都大の小川修教授らがマウスの実験で突き止めた。体内時計を制御する「時計遺伝 子」が、膀胱の筋肉を収縮しやすくするたんぱく質の量を睡眠中は減らすことで排尿を抑えていた。夜尿症の治療薬開発につながる成果で、科学誌ネイチャー・ コミュニケーションズに発表した。 睡眠中は腎臓が作る尿の量が減るとともに、膀胱にためることのできる尿の量も増えるため、長時間排尿せずに済むらし い。時計遺伝子の働きで、活動中はこのたんぱく質の量が増えるため、マウスは少しずつ頻繁に排尿する。マウスの時計遺伝子を働かなくすると、排尿に昼夜の 区別がなくなった。グループの兼松明弘・兵庫医科大准教授は「膀胱の筋肉を収縮しやすくするたんぱく質の量を制御する物質が見つかれば、子どもの夜尿症や 高齢者の夜間頻尿の治療薬につながる」と話す。

160.  おなかの脂肪で歯茎再生…阪大グループが臨床へ

読 売新聞2012年5月5日(土) 配信重い歯周病で失われた歯茎などを、患者自らの皮下脂肪から抽出した幹細胞を移植して再生する世界初の臨床研究を、大阪大歯学部付属病院(大阪府吹田 市)の村上伸也教授らのグループが始める。動物実験では再生効果が確認されており、先月下旬、厚生労働省のヒト幹細胞に関する審査委員会に研究計画を提出 した。認められれば年内にも実施し、安全性や有効性を確かめる。歯周病は成人の約8割がかかり、歯を失う最大の原因になっている。感染による炎症で、歯茎 と、その下の歯槽骨やセメント質などの歯周組織が破壊され、口臭の原因にもなる。臨床研究は、中等症から重症の患者12人が対象。局所麻酔をした患者の腹 部から皮下脂肪を30-10cc採り、歯周組織の元になる幹細胞を抽出する。3週間、培養した後、歯槽骨が欠けた部分に移植する。

159.  多発性硬化症、血液検査で治療薬ピッタリ…阪大

読 売新聞30歳前後の女性に発症例が多い神経難病多発性硬化症の患者に投与される代表的な治療薬が効かない症例を簡単に見分ける方法を、大阪大の中辻裕司講 師らが発見した。治療薬を早期に切り替えることで症状の進行を効果的に抑えられる可能性がある。 多発性硬化症の治療は、インターフェロ ン&beta;を定期的に注射して症状の進行を遅らせる方法が主流だが、脳に病巣がある患者約60人を中辻講師らが調べると、約3分の1の患者 で、この治療法では効果が確認されなかった。これらの患者では、セマフォリン4Aというたんぱく質が血液中に高濃度で検出された。これは通常、細胞の表面 にくっつき、周囲の免疫細胞を集めるなどしているが、何らかの原因で細胞を離れて血液中に大量に流れ出し、症状の進行を加速させるらしい。このたんぱく質 を調べる血液検査は半日程度で可能。多発性硬化症には昨年、別の治療薬も承認されており、中辻講師は「早い段階で患者に合った薬を選べるようになる」と話 す。3日の米免疫学会誌(電子版)に発表した。

158.  ステージIV乳がん、手術の意義は?第112回日本外科学会定期学術集会

第112回日本外科学会定期学術集会 遠隔転移ありを対象とした検討結果を北海道がんセンター・高橋將人氏が報告 ス テージIV乳がんでは、原発巣切除の意義に関し種々の意見がある。国立病院機構北海道がんセンター乳腺外科の高橋將人氏は確定診断時に遠隔転移を認めたス テージIV乳がんを対象に、手術治療による局所制御および生命予後への有用性を検討し、4月13日のワークショップで報告。現時点の手術の意義は局所制御 にあり、長期予後が見込まれる患者では検討に値すると解説した。対象は、2000年1月〜2010年6月に治療を開始し、診断時に遠隔転移を認め、局所が 5cm以上もしくは炎症性乳がんの患者92人。観察期間の中央値は27.4カ月。原発巣の手術は、患者および主治医の判断で行われ、手術群は36人 (39.1%)、非手術群は56人(60.9%)だった。 手術群、非手術群の間で年齢、腫瘍径、診断時期、放射線治療の有無、サブタイプ(ER、 HER2)、化学療法のレジメンの回数に有意差を認めなかった。転移部位は骨転移が非手術群44人(79%)、手術群17人(47%)と非手術群で多い傾 向を認めたが、その他は特に大きな差は見られなかった。 遠隔転移は、1臓器のみが56.6%、2臓器30.1%、3臓器以上13.3%だった。転移部位 として最も多かったのは骨転移65.1%であり、肺転移33.7%、肝転移25.3%、脳転移8.4%と続いた。 手術の施行理由は局所制御59%、治癒 あるいは予後向上21%、出血20%。手術の合併症は皮弁壊死1人、後出血1人、創感染を4人に認めた。 手術群、非手術群で全生存率(OS)を比較する と、両群に有意差は認めず、手術による生存の延長効果は見られなかった。一方、36人中3人が3カ月で再発したものの、残りの 33人は手術部位の局所再発は認めず、「手術は生存期間には寄与しなかったが、局所制御には有効だった」と高橋氏。 さらに、局所が5cm以下で遠隔転移 を認めた20人(遠隔転移ありを意識せず手術を施行した患者も含む)を加え、手術群を計56人として解析を実施しても、手術によるOSの改善は認めなかっ た。 ステージIV乳がんでも手術によって局所制御が可能とすると、長期生存が期待できる患者では手術の意義があると考えられる。そこで高橋氏は、ステー ジIV乳がんの生存に関与する因子を検討。 Cox比例ハザードモデルを用いた単変量解析では、ER、PgR、トリプルネガティブ、転移臓器個数(3つ以 上)が有意な因子として検出され、年齢、腫瘍径、診断時期、手術の有無、放射線治療の有無、化学療法のレジメン回数、HER2、転移部位(骨、肺、肝)は 相関が示されなかった。さらに多変量解析を実施すると、ER、PgRは有意性が消失し、残ったのはトリプルネガティブ(p=0.004)と転移臓器個数 (p=0.006)だった。 この結果を踏まえ高橋氏は、「現時点でのステージIV乳がんに対する手術の第一の意義は局所制御にあると考えられる」と解説 し、「ER陽性や転移臓器個数が少ないなど長期予後が見込める患者に対しては手術の有用性があるだろう」と指摘した。 大腸がん診断後アスピリン、生存改善 公開日:2012/04/17

157.  ストレスから体調異変「顔面のこり」「頭皮のこり」「肩こり」「首こり」 ゴ −ルデンウィークも本日でおしまいです。当治療院は、ずっと診療していましたが、休みになると、必ずと言っていい程、体調を崩されて、駆け込んで来る患者 様がいます。日頃のストレスや緊張が、休みになると一気に解放され、あふれ出てくるのです。院長も同じ経験を沢山してきました。「休み」になると調子が悪 いのです、そして休みが終わるころに、ようやく回復するのです、「何の為のお休み?」だったのかと、毎回落ち込んでいました。そして、「休み」の最終日の 夕方は、いつも憂鬱でしたね。連休明けに体調が悪くなる場合は、「少し遊び過ぎのせいかな?」なんてお気楽に考えられるのですが・・・。私は基本的に、皆 様が「お休み」の時に、充実した時間を過ごせれる体調管理を日頃からなさる事をお勧めします。皆様は、日頃のお仕事による、ストレス・緊張・ノルマ等の重 圧を受けています、体が元気であれば、この様な「負荷」には耐えられるものですが、体調に不備が有ると、ボディブローを受けたように、蓄積してしまうので す。ですから、「休日」を有効にする為に、日頃の体調管理を致しましょう。ご自身で、チェックする方法として、?最近体か重たく感じるか?鏡を見てみる と、疲れがたまった顔をしているか?肩や背中が重いかどうか?何かイライラしやすくなっていないか等をご自身で、確かめましょう。これらの症状かあると、 精神的余裕がどんどん狭くなってきますので、「生活リズムの悪循環」が一気にまん延してしまいます。この様な「悪循環」を一日も早く「鍼灸治療で」断ち切 りましょう。お手伝いします。

156.  心房細動の遺伝要因を同定 「PITX2」「PRRX1」「CAV1」「ZFHX3」の4遺伝子が日本人と関連     2012年5月2日

2012 年5月2日理化学研究所一般内科疾患循環器疾患その他理化学研究所は4月30日、欧米人および日本 人の心房細動患者1万2931人とコントロール6万5806人を対象とした大規模なゲノムワイド関連解析により、欧米人の心房細動発症にかかわる6個の新 規遺伝子を発見</font>したと発表した。さらに、欧米人と日本人との間で「PITX2」「PRRX1」「CAV1」「ZFHX3」の4 遺伝子が共通していると報告 した。ゲノム医科学研究センター疾患関連遺伝子研究グループ循環器疾患研究チームの田中敏博氏ら研究グループによる成果。研究グループは、まず欧米人で 10個の遺伝子が心房細動に関連することを確認。10個のうち 「PITX2」「ZFHX3」「KCNN3」の3遺伝子は既に欧米人で心房細動との関連が報告されていた。さらに欧米人の別集団を対象とした検証を重ね、 新規に「PRRX1」「CAV1」「C9orf3」「SYNPO2L」「SYNE2」「HCN4」の6遺伝子を同定した。次に、日本人の心房細動患者 843人とコントロール3350人を対象に遺伝子を解析。日本人と欧米人と の間で「PITX2」「PRRX1」「CAV1」「ZFHX3」が共通していると分かった。このうち、「PITX2」「PRRX1」「ZFHX3」が作る たんぱく質には、生物の発生段階で機能する転写因子「ホメオボックスドメイン」に似た構造があったことから、研究グループはこれらが転写因子として働く可 能性があると考えている。また、既に「PITX2」は心臓の電気刺激に関連する遺伝子の転写を調節する遺伝子と見られており、この機能を抑制したマウスで 不整脈を発症したという報告もある。「PITX2」以外の3遺伝子の心臓機能とのかかわりは分かっていない。研究グループは、今回同定した遺伝子を詳細に 調べることで、心房細動の原因解明やリスク予測などにつなげたいと考えている。心房細動は、不整脈疾患の中で最も頻度の多い疾患。先進国では罹患率や死亡 率が上昇しており、疫学的研究から遺伝的要因の関与が知られていた。欧米で同定されている関連遺伝子が日本人にも同様に関連しているかどうかは不明だっ た。 【関連リンク】 http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2012/120430/detail.html 心房細動の発症に関わる遺伝子群を同定

155.  脳外科医は新技術への柔軟さを

第 21回脳神経外科手術と機器学会、医師による参加レポート2012年4月20日 古閑比佐志(岩井整形外科内科病院カテゴリ一般外科疾患整形外科疾患脳神 経外科疾患整形と脳外の交流が鍵2012年3月30日から31日に開催された第21回脳神経外科手術と機器学会(CNTT)に参加し た。CNTTは脳神経外科医を中心に構成される小さい学会ではあるものの、急速な勢いで発展する医療器材および手術手技の情報の交流を図るための貴重な場 となっている。また、専門分野に陥りがちの学会にあって、他科との交流を積極的に進め、他科の素晴らしい技術をいち早く脳外科領域にも導入する機会を作っ ている。かく言う私は、脳外科専門医でありながら整形外科専門病院に所属して脊椎疾患を扱い、日々整形外科の技術と知識を得ることに努めている。このこと は脊椎脊髄疾患が整形外科と脳外科の境界領域にあり、お互いの交流が乏しい日本においては稀有の状況と言える。 今回は、この貴重な経験を脳外科の先生方に提供したく、ワークショップ「気になる他科の手術・手術手技・手術器具・手術モニタリング」にて講演を行った。 脊椎内視鏡54症例を報告私は「脊椎内視鏡による腰椎椎体間固定術」と題し、腰椎すべり症や椎間孔狭窄などの腰椎疾患に対する治療として、脊椎内視鏡下に 椎弓根スクリューなどを用いて行う手術手技に関して講演した。 自ら執刀した54症例の解析から、大きく皮膚や筋層を切開する従来法に比べて、脊椎内視鏡 下の手術では 術後疼痛がわずかで、輸血を要さず、在院日数の短縮が図れることを報告した。内視鏡手術は斜視鏡で術野を2Dで見なければならないため、術野の風景を頭の 中で3Dに再構成する必要がある。術野の操作に慣れるまで、通常の手術と比較してlearning curveに時間を要する。現在では一椎間であれば1時間強で手術を終えることができるが、当初は数時間かかったことも時系列のグラフを提示して説明し た。座長からは、「内視鏡の技術を取得するためにどのような院内トレーニングプログラムがあるのか」との質 問があった。当院では年間1000件以上の内視鏡の手術を実施しているため、まずは内視鏡下椎間板摘出術(MicroEndoscopic Discectomy:MED)という椎間板ヘルニアの手術から始め、内視鏡下椎弓切除術(MicroEndoscopic Laminectomy:MEL)という腰部脊柱管狭窄症の手術、内視鏡下椎体固定術(ME-PLIF/TLIF)へと、手術の難易度を高めていくことを ご説明した。なお、現在も東京大学整形外科の中堅整形外科医が、内視鏡の技術取得のため当院で修練している。 このワークショップでは、私以外にも形成外 科の先生から血管付き皮弁作成のための血管吻合手技の報告 や、頭皮皮弁の延長のための帽状腱膜切開の工夫などが報告された。また、整形外科の黒島先生が三鷹光器と共同開発した超微細血管吻合用の supermicrosurgeryの技術も報告された。多領域から参加者集う特別講演は2題あり、産婦人科領域からは最新の腹腔鏡下の手術手技が公開さ れた。産婦人科の口演を聞くのは学生時以来だが、広汎子宮頸部摘出術+リンパ節廓清が腹腔鏡下に行われ、その後の妊娠・出産も可能になっていることに驚い た。もう一つの講演は腹部外科からのものだったが、最近では臍部に1カ所だけ穴を空けて内視鏡下に手術を行 う単孔式手術で、肝臓癌の摘出なども安全に実施されるようになってきているという。これには様々の内視鏡用の医療機器の開発が 後押しをしているが、特に超音波凝固切開装置、ソフト凝固、ベッセルシーリングの機器開発が単孔式手術を可能にしたようだ。将 来的にはNOTES(Natural Orifice Translumenal Endoscopic Surgery:経管腔的内視鏡手術)などの、さらに低侵襲な手術手技がCNTTでも紹介されるのだろう。下垂体腺腫の内視鏡手術は有用学会全般を通し て、ダビンチなどのロボット手術や内視鏡などを用いた、より低侵襲の手術手技の確立が 様々な外科系の診療科で進んでいることを感じた。手術用顕微鏡の導入で著しく発展し、手術手技を確立してきた脳神経外科も、次の時代へ向けて新たな技術革 新とその導入が必要なのかもしれない。 そのような観点から、ビデオ供覧していた下垂体腺腫の内視鏡手術は、従来の顕微鏡下のHardyの手術 に変わらない領域に到達していることを実感した。いまだに「顕微鏡でないとダメ」と主張する脳外科医もいるが、内視鏡下で鞍上部進展した巨大腺腫もきれい に摘出され、鞍底部の修復なども確実に行われている。A-comやBasilar topの脳動脈瘤も処理できそうな手術風景もあった。 いまだに下垂体腺腫の内視鏡手術を認めない脳外科医は、かつての脊椎内視鏡手術を認めない整形外科 医に 似ている。新しい技術の良さを認め、不備を修正、克服しつつ医療に導入していくのが、医師の努めである。脳外科医が足を止めることなく、これからも発展し ていくことを望むとともに、CNTTが先駆的学会であり続けることを期待している。

154.  女性ニートを救え 深刻な問題抱える例も「家事手伝い」今は昔 共 同通信社5月2日(水) 配信

就職や結婚をしたいのにできない「女性ニート」の自立支援に行政などが乗り出した。親と暮らす無職女性は「家事手伝 い」と呼ばれ、かつては珍しくなかったため注目されなかったが、対人関係や健康面の問題を抱えている例もある。親がいなくなった途端に生活に困るこうした 女性たちが、社会と接点を持ち、貧困に陥らないようにするのが取り組みの目的だ。 今年3月、埼玉県男女共同参画推進センター(さいたま市)で、働きづら さに悩む女性の支援講座が開かれた。 「腕をぶらぶらさせてみて。肩が緩んで体が軟らかくなるでしょ?」講師の動きに合わせ、若い女性たちが肩を揺する。 一見、体操教室のようだが、これはれっきとした自立支援プログラム。仕事が長続きしない、学校でのいじめ 体験を引きずっている、精神疾患があるといったさまざまな事情を抱えた受講者がリラックスできるよう、対象を女性に限定し、こわばった体をまずはほぐそう という狙いだ。 講座の内容はこうした体ほぐしなどのコミュニケーションとパソコン実習。20人の定員で2回実施したが、いずれも満員になった。参加者の 一人(33)は仕事のストレスで自律神経失調症に。「何年も療養していたけれど社会に復帰したくて。休まず通えて自信がつきました」。バイトも数日しか続 かないという女性(23)は「深い悩みを話し合い、表面的ではないつながりができた」と話す。センターの担当者は「昔なら家事手伝いの女性はいずれ結婚で きたが、今は妻を扶養できる男性が減って、結婚も難しい。講座が働くステップにつながれば」と話す。総務省の労働力調査では、ニートとされる15〜34歳 の「若年無業者」は2011年時点で全国に60万人おり、その4割近くが女性。ただ、家事手伝いは含まれないため、女性ニートは実際にはもっと多いとみら れる。一方で国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、20〜64歳の一人暮らし女性の3人に1人は貧困状態。ニートはその予備軍ともいわれる。男女 共同参画センター横浜南(横浜市)は、本格就労の準備として働ける「めぐカフェ」を10年11月に開設、これまでに女性30人が仕事を体験した。表情が明 るく、出なかった声が出るようになるなどの変化がある。センターの小園弥生(こぞの・やよい)さんは「性被害に遭った女性など、男性と一緒の支援プログラ ムだと参加できない人もいる。DV(ドメスティックバイオレンス)被害者や母子家庭と同様、ニート女性に合う支援が必要」と語る。社会参加が困難な若者の 問題に詳しい斎藤環(さいとう・たまき)医師(精神科)は「社会に出る一歩はまず誰かとの関係を作ること。勤務時間が柔軟な『中間労働』のような場があれ ば、自立できる人もかなりいるはずだ」と話している。

153.  日焼け止め表示に新区分 効果の向上受け業界団体

共 同通信社 5月2日配信\r\n肌のしみやしわの原因になる紫外線A波(UVA)に対する日焼け止めの効果を示す「PA」の表示について、化粧品メー カーなどでつくる日本化粧品工業連合会が現行の最高レベル「+++」(スリープラス)を超える「++++」(フォープラス)を>新設する見通しに なった。来 年1月の出荷分から適用する。 現行基準ができたのは1995年だが、近年は日焼け止めの高性能化が進み、同じ「PA+++」の表示でもブランドにより効 果にばらつきが出てきたことや、効果測定の技術が進歩したことなどを受けた措置という。地表に届く紫外線の95%を占めるUVAは、浴びた直後に肌を黒く する作用があるほか、表皮の下にある真皮に届いて肌の弾力を保つコラーゲンを壊すなどし、肌の老化を起こすとされる。 PAは、日焼け止めを塗った肌が黒 くなるのに必要な紫外線の量が、塗らない肌の何倍かで決まり、2倍以上4倍未満が+、4倍以上8倍未満が++、8倍以上が+++とされてきた。新設 の++++は16倍以上になる見込みだが、既に30倍以上の製品もある。PAと並んで使われる日焼け止めの効果表示にはがある。日焼けの主な原因となる紫 外線B波で肌が赤くなる量について同様の比較から算出し、2〜50倍は数値で、それ以上は「50+」と表している。

152.  喫煙でCOPD発症こう早まる コアフコース糖鎖減少でMMP異常活性化、肺胞の破壊へ

2012 年4月5日理化学研究所一般内科疾患呼吸器疾患その他 理化学研究所は4月4日、喫煙により慢性閉塞性肺気腫(COPD)発症が早まる仕組みを解明したと 発表した。理研基幹研究所疾患糖鎖研究チームの谷口直之氏と群馬大学呼吸器・アレルギー内科の前野敏孝氏らの共同研究による成果。 かねて研究グループ は、「コアフコース糖鎖」の減少がCOPDの病因の一つであることを突き止めてい た。今回、コアフコース糖鎖を作り出す糖転移酵素「Fut8」を半分しか産生できないFut8ヘテロ欠損マウスを作製。このマ ウスに1日4本週6日、3カ 月間喫煙させると、正常マウスより2倍早く肺気腫を発症した。 正常マウスの肺細胞では、たんぱく質分解酵素のマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP) の作用で、肺 胞壁の構造を保っている。肺胞壁の過剰な分解が起きないのは、TGF−&beta;がMMPの発現を抑制しているからだ。一方、喫煙したマウスの 肺組織ではコアフ コース糖鎖が減少し、TGF−&beta;の機能を阻害してしまう。結果として、MMPの過剰産生や活性化を引き起こし、肺胞構造を破壊してい た。 研究グループは、今後、Fut8ヘテロ欠損マウスを用いてCOPDの病態を調べることで、ヒトでのCOPDの予防、早期診断、治療薬の開発につなげ たい考え。 【関連リンク】http://www.riken.go.jp/r-world/research/results/2012/120404/index.html 喫煙によって慢性閉塞性肺気腫の発症が早まるメカニズムを解明

151.  乳児で突然起きる心疾患 認知低く、注意呼び掛け

2012年4月23日共同通信社 ; カテゴリ循環器疾患小児科疾患産婦人科疾患生後数カ月の乳児で、心臓の弁を支える筋が突然切れ、血液が逆流し心不全となる「乳児特発性僧帽弁腱索(けんさ く)断裂」について、国立循環器病研究センター(大阪府)が実態調査し、臨床的な特徴などをまとめて20日、発表した。同センターによると、健康な乳児で も風邪のような症状から突然起こり、肺炎と診断されて手遅れとなっているケースもあるとみられる。小児科医の認知度も低く、注意を呼び掛けている。調査は 世界初という。この病気は日本人に多く欧米での報告はほとんどない。同センターは全国の医療機関約340施設を調査し、1995〜2010年で88人を確 認。大半が初め は風邪の症状で病院にかかり、数時間から数日で顔面蒼白(そうはく)や重度の呼吸困難になるなど急速に悪化していた。6人が死亡、25人が人工弁を付ける 手術を受けた。脳に障害が残った乳児もいるという。8割以上が生後4〜6カ月の乳児で、春と夏の発症が多かった。この時期はウイルス性の心臓の感染症が多 く、関連が疑われるという。免疫異常も原因の可能性がある。白石公(しらいし・いさお)小児循環器部長は「風邪気味の赤ちゃんが突然血の気がなくなりぐっ たりしたら、この病気かもしれない。小児科医は心臓を調べてほしい」とした。結果は福岡市で開催中の日本小児科学会で22日に発表する。